更年期に何ヶ月も生理が止まっているからと言って、生理がもう来ないとは限りません。閉経は、更年期に1年以上生理が停止した場合に確定します。

生理が完全になくなってしまえば、排卵はありませんから、妊娠の可能性はなくなります。ですが、生理がとまったと考えていても、実はまだ生理不順の段階にある場合も多いので、気をつけなければいけません。

生理が止まったと思い込むことは厳禁

更年期には、生理が何ヶ月も来なくなったり、頻回に来たりと、生理不順が起こります。そして、やがて生理が来なくなり、1年以上なくなってから、閉経したと判断されます。なので、何ヶ月も生理が来なくても、1年以上その状態が続いていなければ、また生理が起こる可能性があります。

そうなると、まだ排卵が起こる可能性もあり、いつ妊娠してもおかしくありません。まれに50歳を過ぎてから妊娠したというニュースももちあがってきます。確率は下がりますが、妊娠する可能性も大いにあるということです。

生理の終わりを見抜くのは、難しいことです。もう生理がしばらくないからといって、油断して、不本意な妊娠をしてしまうなんてことは避けたいものです。可能性は低いですが、ないとは言い切れません。生理が来なくなってからも、避妊はしっかりとするようにしましょう。

避妊の目的は妊娠を避けるためだけではない

避妊は妊娠を避けるために行われるものですが、それだけではありません。実は、中高年になってから性感染症に感染する人が増加しています。

若い世代では、ラブチェックなどで検査をする人も増えていますが、中高年になると、改めてしっかりと検査をするという機会を設ける人は少ないです。そのため、感染しているという自覚がない人もいます。妊娠のリスクが下がりますから、避妊をせずに性行為をして感染を拡大させてしまうことがあります。

排卵がなくなり、妊娠することがないからといって、避妊をしなくていいわけではありません。避妊には、妊娠を避ける以外にも、性感染症を広げないという目的もあります。HIVなど、完治するのが非常に難しい病気もあります。感染すれば、一生その病気と向き合っていかなくてはなりません。残りの人生を大切にするためにも、軽率な判断で行為を行うことはやめましょう。